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クサグモ
学名:Agelena silvatica

竹柵の巣から出てきた個体(2019.7.11 対馬)
Data
和名 クサグモ
体長 ♂:12〜14mm
♀:14〜18mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 7〜10月
昆虫
解説 樹間や生垣などに棚網を作るクモ。
コクサグモとよく似ているが、頭胸部にある2対の黒い縦条がコクサグモでは明るい放射状斑で区切られる。
春には小さくて赤い子クモがよく見られる。
 
国内に生息するクサグモ属(Agelena)は以下の3種。
和名/学名 分布
クサグモ
Agelena silvatica
北海道,本州,四国,九州,対馬
イナズマクサグモ
Agelena labyrinthica
北海道,本州(高地),四国(高地),九州(高地)
アマミクサグモ
Agelena babai
奄美大島
 
トップの写真は7月11日に対馬の竹柵に非常に大きな巣を発見し、内部の本種を枝で突いて出てきたところを撮影したもの。自宅の庭にも普通にいるクモではあるが大型の個体だった。
PHOTO

竹柵の巣から出てきた個体
(2019.7.11 対馬)

竹柵に作られた巣
(2019.7.11 対馬)

巣内の本種@
(2006.7.8)


(2006.7.8)

幼体@
タケヒゲマダラアブラムシを捕食している。
(2006.3.25)

幼体A
タケヒゲマダラアブラムシを捕食している。
(2006.3.25)

巣内の幼体@
(2006.3.25)

巣内の幼体A
(2006.3.25)

巣内の幼体B
(2006.3.25)

亜成体@
まだ頭胸部が赤い亜成体。あと1回脱皮すれば成体となる。
(2006.5.28)

亜成体A
(2006.5.19)

亜成体B
(2006.5.19)
コクサグモとの相違点

クサグモ
頭胸部の黒い縦条は区切られない。
(2006.7.8)

コクサグモ
頭胸部の黒い縦条が中央付近で区切られる。
(2007.8.25)
 
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