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アシナガコマチグモ
学名:Cheiracanthium eutittha

アシナガコマチグモ♀(2007.7.18 石垣島)
Data
和名 アシナガコマチグモ
体長 ♂:9〜11mm
♀:11〜14mm
分布 本州,四国,九州,南西諸島
出現期 6〜8月
昆虫
解説 コマチグモの一種。
体色は頭胸部は濁黄褐色、腹部は淡褐色。
広葉樹の葉に巣を作る。
「日本産クモ類」(東海大学出版会)によると新たにミナミコマチグモという種が西表島から初記録として追加されており分布域が重なるようなのでどちらか不明だが、当ページでは暫定的にアシナガコマチグモのままとする。
 
国内に生息するCheiracanthium属は以下の7種。
和名/学名 分布
カバキコマチグモ
Cheiracanthium japonicum
北海道,本州,四国,九州
ヤマトコマチグモ
Cheiracanthium lascivum
北海道,本州,四国,九州
アシナガコマチグモ
Cheiracanthium eutittha
本州,四国,九州,南西諸島
ヤサコマチグモ
Cheiracanthium unicum
本州,四国,九州
アカスジコマチグモ
Cheiracanthium erraticum
北海道,本州
ペニーコマチグモ
Cheiracanthium pennyi
本州
ミナミコマチグモ
Cheiracanthium submordax
西表島
撮影メモ 赤褐色の個体の写真は、7月18日に石垣島で撮影したもの。袋状住居を破いてみると、大型の親グモと共にたくさんの黄色く小さい仔グモが出てきた。フクログモ科の仲間であることは間違いないが、葉で住居を作っていなかった。しかし、第1脚が非常に長いことと、分布域が南西諸島も含まれていることから本種と同定した。
 
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PHOTO

住居の中にいた♀
(2007.7.18 石垣島)
 
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