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メガネドヨウグモ
学名:Metleucauge yunohamensis

メガネドヨウグモ(2006.4.8)
Data
和名 メガネドヨウグモ
体長 ♂:9mm
♀:11mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜11月
昆虫類
解説 オオドヨウグモ属の一種。
頭胸部にあるメガネ状の黒い模様が特徴。
水辺上にクモの巣を張ることが多いようである。
 
国内に生息するオオドヨウグモ属(Metleucauge)は以下の4種。
和名/学名 分布
キタドヨウグモ
Metleucauge yaginumai
北海道,本州
タニマノドヨウグモ
Metleucauge kompirensis
北海道,本州,四国,九州,男女群島,甑島列島,大隅諸島
メガネドヨウグモ
Metleucauge yunohamensis
北海道,本州,四国,九州
チクニドヨウグモ
Metleucauge chikunii
北海道,本州,四国,九州,男女群島,甑島列島,大隅諸島,八重山列島
 
4月8日に小さい池の上で見つけたクモの巣にいたクモで、背面を見るために地面に落として本種であることを確認した。その後4月22日も、同じ水辺の上にあったクモの巣のそばの木の枝で足を揃えて身を潜めている本種を見ることができた。更に5月1日に別の場所の湿地帯に生えている草に本種のものと思われるクモの巣があり、その草に掴まっている♂を撮影することができた。体形は♂のほうが大変スマートだが、模様は雌雄とも変わらないようである。
PHOTO

♀@
(2006.4.8)

♀A
特徴的な頭胸部のメガネ模様と腹部の模様で判別は容易である。
(2006.4.8)

♀B
巣のそばの枝で身を潜めている。
(2006.4.22)

♀C
(2006.4.22)

♂@
湿地に生えていた草に止まっていた。
(2006.5.1)

♂A
模様は♀と似ているが、♂の腹部はスマートである。
(2006.5.1)

幼体@
(2007.12.8)

幼体A
(2007.12.8)

幼体B
(2007.12.8)
 
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