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ホンドトビイロクチキムシ
学名:Borboresthes cruralis

ビーティングで得られた個体(2020.6.20)
Data
和名 ホンドトビイロクチキムシ
 別名:トビイロクチキムシ
体長 約8mm
分布 本州,飛島,伊豆諸島(大島,八丈島),四国,九州,対馬
出現期 5〜10月
 倒木や朽木周辺に見られる。
枯れ木やキノコ
 幼虫は朽木を食べる。
解説 クチキムシの一種。
体色は黒〜暗褐色。体表に黄褐色の微毛を生やす。
前胸背の点刻は粗めでやや光沢がある。
上翅には複数の条溝があり、内部に大きめの点刻列がある。
 
国内に生息するトビイロクチキムシ属(Borboresthes)は以下の11種。
和名/学名 分布
ホンドトビイロクチキムシ
Borboresthes cruralis
本州,飛島,伊豆諸島(大島,八丈島),四国,九州,対馬
ヒライトビイロクチキムシ
Borboresthes hiraii
伊豆諸島(三宅島,八丈島),トカラ列島(宝島),奄美大島
タラマトビイロクチキムシ
Borboresthes kimurai
多良間島
ナカネトビイロクチキムシ
Borboresthes nakanei
石垣島,西表島
アリモトトビイロクチキムシ
Borboresthes arimotoi
与那国島
クリイロクチキムシ
Borboresthes acicularis
北海道,本州,飛島,伊豆諸島(大島,新島,式根島,神津島,八丈島),隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,下甑島,種子島,屋久島
アマミトビイロクチキムシ
Borboresthes amamianus
喜界島,奄美大島,加計呂麻島,沖永良部島
ダイトウトビイロクチキムシ
Borboresthes aokii
北大東島
サトウトビイロクチキムシ
Borboresthes satoi
与那国島
オオモモトビイロクチキムシ
Borboresthes ohmomoi
石垣島,西表島
イシガキトビイロクチキムシ
Borboresthes kabirensis
石垣島,西表島
 
写真は6月20日に近所の林道でヤブツバキをビーティングしたところ得られた本種を撮影したもの。樹種に限らず最近目に付くようになった。特にコナラでのビーティングでは数が多かった。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
ヤブツバキにいた。
(2020.6.20)

ビーティングで得られた個体A
(2020.6.20)
 
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