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クロオビケシマキムシ
学名:Corticaria ornata

オニアザミの葉裏にいた個体(2010.3.5)
Data
和名 クロオビケシマキムシ
 別名:クロオビヒメマキムシ
体長 約2.5mm
分布 本州,淡路島,四国,九州,藍島,相島,五島列島,下甑島
出現期 4〜10月
菌糸,カビなど
 幼虫も同様。
解説 大変小さなヒメマキムシの一種。
上翅は黄褐色で、上翅後方と会合部沿いに黒い帯(┳)がある。頭部・胸部はやや濃く、橙赤色。
体中に点刻があり、微毛が生えている。
キノコの菌糸やカビ類を食べているとされている。
 
国内に生息するCorticaria属は以下の7種。
和名/学名 分布
クロオビケシマキムシ
Corticaria ornata
本州,淡路島,四国,九州,藍島,相島,五島列島,下甑島
キイロケシマキムシ
Corticaria elongata
北海道
オビケシマキムシ
Corticaria fasciata
本州,四国,九州,大島(南郷町)
ニセクロオビケシマキムシ
Corticaria geisha
北海道,本州,四国,小豆島,九州,下甑島
ウスキケシマキムシ
Corticaria japonica
北海道,本州,伊豆諸島(三宅島),淡路島,四国,小豆島,九州,相島,下甑島
ノコヒメマキムシ
Corticaria serrata
北海道,本州,九州
(和名なし)
Corticaria pubescens
不明
 
写真は3月5日にオニアザミの葉の裏にいた本種を撮影したもの。2.5mmと小さいが、黒帯のトレードマークが付いているので、図鑑を見てすぐに同定することができた。ネットでは見かけないこのような種こそ積極的に紹介していきたい。
PHOTO

オニアザミの葉裏にいた個体
後ろから撮影。
(2010.3.5)
 
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