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コバネコロギス
学名:Metriogryllacris magna

♂(2012.11.16)
Data
和名 コバネコロギス
体長 ♂:12〜24mm
♀:17〜27mm
分布 本州,四国,九州,屋久島,南西諸島
出現期 8〜11月
解説 コオロギとキリギリスの中間的な分類に属するコロギスの一種。
本種の翅はほとんど退化しており、痕跡程度の小さな翅が付いているだけである。
光沢が強く、体色は赤褐色、腹部背面は黄白色で腹節の後縁沿いが黒色。腹節全体が黒色になる場合もある。
触角は非常に長く、体長の数倍もある。
本種は地理的な変異があり、南方に行くに従い黒紋が発達する傾向がある。
 
国内に生息するコバネコロギス属(Metriogryllacris)は以下の2種。
和名/学名 分布
コバネコロギス
Metriogryllacris magna
本州,伊豆諸島,四国,九州,屋久島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島,宮古列島,八重山列島
タテスジコバネコロギス
Metriogryllacris fasciatus
伊豆諸島(八丈島),対馬,トカラ列島
 
写真は11月16日の夜、林縁の路上を歩いていた本種の♂を撮影したもの。西表島でも撮影したが黒の斑紋が発達していて雰囲気がだいぶ異なっていた。
PHOTO

夜間、路上を歩く♂@
(2012.11.16)

夜間、路上を歩く♂A
(2012.11.16)

夜間、路上を歩く♂B
(2012.11.16)

夜間、路上を歩く♂C
(2012.11.16)

夜間、葉上にいた♂@
(2018.10.28 西表島)

夜間、葉上にいた♂A
(2018.10.28 西表島)

夜間、葉上にいた♂B
(2018.10.28 西表島)
 
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