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マダラスズ
学名:Dianemobius nigrofasciatus

マダラスズ(2006.11.3)
Data
和名 マダラスズ
体長 ♂:6.2〜7.7mm
♀:6.4〜7.4mm
分布 北海道,本州,四国,九州,南西諸島(奄美大島以北)
出現期 4〜11月
枯れ草,草の根,昆虫の死骸など
解説 草原に多い小型のヒバリモドキ科の一種。
全体的に灰黒色で、後脚は黒と白の斑模様。
 
日本に生息するマダラスズ属(Dianemobius)の仲間は以下の5種。
和名/学名 分布
マダラスズ
Dianemobius nigrofasciatus
北海道,本州,四国,九州,南西諸島(奄美大島以北)
ネッタイマダラスズ
Dianemobius fascipes
八重山諸島
ハマスズ
Dianemobius csikii
北海道,本州,四国,九州,奄美大島,徳之島
カワラスズ
Dianemobius furumagiensis
本州,四国,九州
チビスズ
Dianemobius chibae
本州(東京都),小笠原諸島
 
写真は11月3日に日当たりのよい草原で撮影したもの。多数いるにも関わらず警戒心が強く近づくだけですぐにジャンプするので、撮影は非常に難しかった。多数の本種が見られたと同時に天敵であるウヅキコモリグモPardosa astrigera)も多数見られ、本種を銜えているものもいた。後足がない個体も多く、生き残るために必死なようだ。
PHOTO


左の後脚がない。天敵のウヅキコモリグモに捕食されそうになっても後足を取って身を守ることが多い。
(2006.11.3)


(2006.11.3)
 
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