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エンマコオロギ
学名:Teleogryllus emma

エンマコオロギ(2005.10.23)
Data
和名 エンマコオロギ
体長 26〜40mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬
出現期 8〜11月
昆虫の死骸,野菜
解説 日本最大のコオロギ。
地面に枯れ草が重なるような場所に多数見られる。
国産コオロギの中で最も大きく存在感がある。
♂は前翅を擦り合わせ音を出す為に、前翅の翅脈の形状は複雑になっている。
コロコロと大変綺麗な声で鳴く。
 
国内に生息するエンマコオロギ属(Teleogryllus)はBrachyteleogryllus亜属の以下の5種。
和名/学名 分布
エンマコオロギ
Teleogryllus emma
北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬
タイワンエンマコオロギ
Teleogryllus occipitalis
本州,四国,九州,南西諸島
ムニンエンマコオロギ
Teleogryllus boninensis
小笠原諸島
コモダスエンマコオロギ
Teleogryllus commodus
本州(岡山県)
エゾエンマコオロギ
Teleogryllus yezoemma
北海道,本州
PHOTO

エンマコオロギの♂
♂は翅に複雑な翅脈があるので、すぐに判別できる。
(2005.10.23)

エンマコオロギの♀@
♀では♂のような複雑な翅脈をしていない。
(2005.10.15)

エンマコオロギの♀A
尻に長い産卵管が確認できる。
(2005.10.15)
 
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