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アオマツムシ
学名:Truljalia hibinonis

葉上で休む♂(2021.8.21)
Data
和名 アオマツムシ
 別名:アオゴキブリ
体長 約22mm
 翅端まで:♂は27mm、♀は33mm
分布 本州,四国,九州,隠岐,五島列島
 ※中国原産の帰化種。
出現期 8〜11月
木の葉
解説 中国から来た緑色をしたマツムシ。
数も比較的多く、目にする機会も多い。
泣き声がリィーリィーと大きな音で鳴くため、他の虫の声が聞けなくなったという声もよく聞かれる。
木の葉上によく見られ、♂の前翅は鳴くために翅脈が複雑に入り組んでおり、茶褐色をしているのですぐに判別できる。
夜行性なので、灯火に飛んでくることもある。
幼虫は成長するに従い体色が変化し、若齢幼虫では赤褐色、加齢するごとに緑色になっていく。
国内に生息するアオマツムシ属(Truljalia)は本種のみ。
 
トップの写真は8月21日に近所の林縁のササの葉上にいた♂を撮影したもの。春から初夏にかけてのビーティングでは本種の幼虫がよく得られていた。
PHOTO

葉上で休む♂
(2021.8.21)

キンモクセイ上の本種@
夜間、庭のキンモクセイにいた。
(2011.10.13)

キンモクセイ上の♂A
(2011.10.13)

♂のアップ
(2011.10.13)

コナラ上の♀
(2007.12.2)

幼虫
(2006.8.6)

若齢幼虫@
近所の林道で撮影。
(2019.7.28)

若齢幼虫A
(2019.7.28)
 
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