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シルバーリーフコナジラミ
学名:Bemisia argentifolii

イヌタデ上の蛹(2010.11.3)
Data
和名 シルバーリーフコナジラミ
体長 0.8mm
分布 本州,四国,九州,南西諸島   外来種で、野外越冬できるのは沖縄のみとされている。
出現期 4〜11月
キク科,マメ科,ナス科,ウリ科,タデ科,アオイ科など様々な植物の汁
 幼虫も同様。
解説 多食性のコナジラミ。
成虫は全身にロウ質白粉を纏っている。体色は淡黄色。
近似種のタバココナジラミ(Bemisia tabaci)とオンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)と酷似しており、本種では左右の翅が重ならないという特徴があるが、同定は難しい。その為、在来種のタバココナジラミ(Bemisia tabaci)とされていた時期があり、1994年に初めて本種として記載された。
全国的に発生しているものの、寒さには弱く屋外では越冬できないとされている。
蛹(4齢幼虫)では、体色は淡黄色、体型は長楕円形で扁平、中央部は盛り上がり、周囲は薄い。
本種の蛹は近似種のように糸状の白色ロウ質物を分泌しない。
 
写真は11月3日にイヌタデの葉の裏にいた蛹を撮影したもの。
PHOTO

イヌタデ上の蛹(4齢幼虫)
(2010.11.3)
 
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