ホーム > コウチュウ目 > コガシラミズムシ科
 
コガシラミズムシ
学名:Peltodytes intermedius

沼にいた個体(2023.5.4)
Data
和名 コガシラミズムシ
体長 3.1〜3.6mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(三宅島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,上甑島,下甑島,種子島
出現期 5〜10月
アオミドロ類
解説 大変小さいコガシラミズムシの代表種。
地色は黄褐色で上翅には黒色の点刻列があり、3対程の黒斑がある。
後脚は長く、ゲンゴロウのように泳ぎ回ることができる。
同属のシナコガシラミズムシに似るが、シナコガシラミズムシの複眼間に1対の黒点があるのに対し、本種の複眼間には黒点がないことで区別できる。
アオミドロが繁茂する日当たりの良い沼地に見られる。
 
国内に生息するコガシラミズムシ属(Peltodytes)は以下の2種。
和名/学名 分布
コガシラミズムシ
Peltodytes intermedius
北海道,本州,伊豆諸島(三宅島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,上甑島,下甑島,種子島
シナコガシラミズムシ
Peltodytes sinensis
対馬,トカラ列島(中之島,宝島),奄美大島,加計呂麻島,沖永良部島,与論島,沖縄島,伊平屋島, 屋我地島,宮城島,久米島,宮古島,池間島,伊良部島,石垣島,西表島,与那国島
 
写真は5月4日にアオミドロがある沼を泳いでいた本種を採集して撮影したもの。普通種ではあるもののなかなか見つけられないでいたが、ようやく発見することができた。
PHOTO

沼にいた個体@
(2023.5.4)

交尾@
(2023.5.4)

交尾A
(2023.5.4)

交尾B
(2023.5.4)

沼で泳ぐ本種
(2023.5.4)
 
先頭ページへ