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クワキジラミ
学名:Anomoneura mori

クワキジラミ(2009.6.13)
Data
和名 クワキジラミ
体長 3.0〜4.1mm
分布 千島列島(南部),北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜6月
 成虫で越冬する。
クワ類の汁
解説 クワに集まるキジラミ。
白と褐色の独特の模様を持つ。
キジラミとしては大きい。
幼虫は紐状の白色ロウ質物を分泌する。
クワの重要害虫とされている。
国内に生息するクワキジラミ属(Anomoneura)は本種のみ。
 
成虫の写真は6月13日にトベラの葉上でじっとしていた本種を見つけ撮影したもの。近くにはクワの木がたくさんあるので、たまたまトベラに止まっただけと思われる。
幼虫の写真は5月29日に、クワで幼虫のコロニーを発見して撮影したもの。幼虫自体は小さいが、尻から2対の非常に長い白色ロウ質物を出しているので、大変目立つ。しかも、その紐状のロウ質物がそれぞれ動いており、更に尻から球体の汁をポタポタ垂らすので不気味だった。
PHOTO

トベラ上の本種
(2009.6.13)

クワ上の幼虫@
(2010.5.29)

クワ上の幼虫A
(2010.5.29)

クワ上のコロニー@
(2010.5.29)

クワ上のコロニーA
(2010.5.29)
 
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