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コクロキジラミ
学名:Metapsylla nigra

コクロキジラミ(2010.3.19)
Data
和名 コクロキジラミ
体長 2.6〜3.0mm
分布 本州,四国,九州
出現期 5〜6月  成虫で越冬する。
植物(樹種不明)の汁
解説 体高のあるキジラミ。
頭部・胸部は汚緑色で、胸部には2本の褐色の帯模様がある。
前翅は縁沿いに茶褐色の帯模様がある。また前翅前縁から下方に向かって同様の帯模様がある。
寄主植物はよく分かっていないらしい。同属にセンダンを寄主植物とするセンダンコクロキジラミ(Metapsylla uei)がいる。
 
国内に生息するコクロキジラミ属(Metapsylla)は以下の2種。
和名/学名 分布
コクロキジラミ
Metapsylla nigra
本州,四国,九州
センダンコクロキジラミ
Metapsylla uei
本州,四国,九州,対馬
 
写真は3月19日にセイヨウバクチノキの葉の裏にいた本種を撮影したもの。成虫越冬するので、この木が寄主植物とは限らない。本種は土かゴミが付いているように見える為、見逃していることも多いと思う。ヤツデにも本種らしきキジラミを見た記憶もある。3月28日には管理していたシロダモタマバエ(Pseudasphondylia neolitseae)の虫コブ付きのシロダモの葉に本種が付いていたのを発見し撮影した。
PHOTO

セイヨウバクチノキ上の本種@
(2010.3.19)

セイヨウバクチノキ上の本種A
(2010.3.19)

シロダモ上の本種@
(2010.3.28)

シロダモ上の本種A
(2010.3.28)

セイヨウバクチノキ上の本種B
(2010.3.19)

本種がいたセイヨウバクチノキ@
(2010.3.19)

本種がいたセイヨウバクチノキA
(2010.3.19)
 
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