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ヨツボシオオキスイ
学名:Helota gemmata

ヨツボシオオキスイ(2008.7.2 静岡県)
Data
和名 ヨツボシオオキスイ
体長 約13mm
分布 北海道,本州,淡路島,隠岐,四国,九州
出現期 6〜8月
クヌギ,アカガシなどの樹液
解説 クヌギなどの樹液に集まるオオキスイムシの一種。
銅色の金属光沢を持ち、多数の点刻があり、上翅には縦に点刻列があり、2対の黄色い紋がある。
クヌギの樹液に見られる。
 
国内に生息しているオオキスイムシ属(Malachius)は以下の2種。
和名/学名 分布
ヨツボシオオキスイ
Helota gemmata
北海道,本州,淡路島,隠岐,四国,九州
ムナビロオオキスイ
Helota fulviventris
本州,四国,九州
 
写真は7月2日に静岡県のクヌギ林で撮影したもの。樹液が出ていれば大抵見られた。8月27日には同じ場所のクヌギで樹液上を蠢く奇妙な姿の幼虫を見ることができた。参考文献で調べた結果、本種の幼虫であることが分かった。よく見ると周りの樹液の中にもかなり小さな幼虫類が蠢いているのが分かった。恐らく本種の初齢幼虫と思われる。樹液中に潜っていてやや長い気門だけを樹液から出して呼吸しており、ほとんど水生昆虫と言っても過言ではないだろう。
PHOTO

クヌギに集まる本種@
(2008.7.2 静岡県)

クヌギに集まる本種A
(2008.7.2 静岡県)

クヌギの樹液上の幼虫
(2010.8.27 静岡県)
 
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