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ウスオビカクケシキスイ
学名:Pocadites dilatimanus

倒木上の本種(2023.8.8)
Data
和名 ウスオビカクケシキスイ
 別名:ウスオビキノコケシキスイ
体長 3.5〜4mm
分布 北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島(三宅島,八丈島),淡路島,四国,小豆島,九州,対馬, 志賀島,下甑島,屋久島,トカラ列島
出現期 6〜8月
菌類
解説 キノコに集まるケシキスイの一種。
体色は黒褐色で上翅基部に2対の赤紋があり、個体により繋がる。
体表には淡色・暗色の毛を生やし、上翅に淡色毛からなる横帯が3〜4本ある。
同属のネアカカクケシキスイと色彩が似るが、ネアカカクケシキスイには淡色の横帯はないことで区別できる。
 
国内に生息するカクケシキスイ属(Pocadites)は以下の6種。
和名/学名 分布
セダカカクケシキスイ
Pocadites corpulentus
本州,九州,屋久島
セスジカクケシキスイ
Pocadites oviformis
本州,四国,九州,能古島,大島(南郷町)
アカモンカクケシキスイ
Pocadites chujoi
奄美大島,与路島,徳之島,沖縄島
ウスオビカクケシキスイ
Pocadites dilatimanus
北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島(三宅島,八丈島),淡路島,四国,小豆島,九州,対馬, 志賀島,下甑島,屋久島,トカラ列島
ネアカカクケシキスイ
Pocadites rufobasalis
本州,佐渡島,四国,九州
タチゲカクケシキスイ
Pocadites katoi
本州,九州,西表島
 
トップの写真は8月8日に近所の林道でコナラの倒木の裏にいた本種を撮影したもの。前日には木に絡まっていたコナラの太い枯れ枝をビーティングして得られている。
PHOTO

ビーティングで得られた本種@
(2023.8.7)

ビーティングで得られた本種A
(2023.8.7)

ビーティングで得られた本種B
(2023.8.7)
 
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