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ツシマムナクボカミキリ
学名:Cephalallus unicolor

ライトトラップに飛来した本種(2015.8.11 山梨県)
Data
和名 ツシマムナクボカミキリ
体長 13〜28mm
分布 本州,伊豆諸島,小笠原諸島(父島),粟島,佐渡島,隠岐,四国,九州,対馬,甑島列島,種子島,屋久島,口永良部島,宮古島,黒島
出現期 6〜9月
マツ科(アカマツ,クロマツ,リュウキュウマツ,カラマツ)
 幼虫は材部を食べる。
解説 クロカミキリ亜科マルクビサビカミキリ族の一種。
体色は全体的に暗褐色。前胸背板は丸みを帯び、中央付近は広く窪む。
上翅は鮫肌状。
西日本では海岸沿いの松林に生息するが、東日本では山間部に多いという。
夜行性で灯火にも飛来する。
海外では朝鮮半島,中国,インドシナ,アッサムに分布している。
 
日本に生息するムナクボカミキリ属(Cephalallus)は以下の2種。
和名/学名 分布
ツシマムナクボカミキリ
Cephalallus unicolor
本州,伊豆諸島,小笠原諸島(父島),粟島,佐渡島,隠岐,四国,九州,対馬,甑島列島,種子島,屋久島,口永良部島,宮古島,黒島
リュウキュウムナクボカミキリ
Cephalallus ryukyuensis
奄美諸島(奄美大島,喜界島,沖永良部島),沖縄島,大東島?
 
写真は8月11日の夜、山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

本種のアップ
(2015.8.11 山梨県)
 
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