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トガリバアカネトラカミキリ
学名:Anaglyptus niponensis

コデマリの花に来た本種(2023.4.13)
Data
和名 トガリバアカネトラカミキリ
体長 7〜11.5mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(大島,新島),粟島,佐渡,隠岐,四国,九州
出現期 4〜6月
コゴメウツギやカエデ類などの花の蜜
 幼虫はブナ科(シラカシ,スダジイ),ニレ科(ケヤキ),マツ科(モミ),ミカン科(ミカン類)など。
解説 トラカミキリの一種。
赤褐色の斑紋がある上翅が特徴的。上翅先端付近に鋭い棘状の突起がある。
本亜属は触角の第3節先端に棘状の突起があることが特徴とされる。
 
国内に生息するトガリバアカネトラカミキリ属(Anaglyptus)の基亜属は以下の5種(2亜種)。
和名/学名 分布
スギノアカネトラカミキリ
Anaglyptus subfasciatus
北海道(札幌),本州,佐渡島,四国,九州
サツマスギノアカネトラカミキリ
Anaglyptus yakushimanus
九州(鹿児島市),屋久島
トガリバアカネトラカミキリ
Anaglyptus niponensis
北海道,本州,伊豆諸島(大島,新島),粟島,佐渡島,隠岐,四国,九州
アラカワシロヘリトラカミキリ
Anaglyptus a. arakawae
伊豆諸島(御蔵島,八丈島),四国(松山)
(クマゲアラカワシロヘリトラカミキリ)
Anaglyptus a. kumagensis
北海道,本州,伊豆諸島,佐渡島,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,種子島,屋久島
(アマミアラカワシロヘリトラカミキリ)
Anaglyptus a. amamiensis
種子島,屋久島
マツシタトラカミキリ
Anaglyptus matsushitai
奄美大島,徳之島
 
トップの写真は4月13日の夜、庭のコデマリの花に来ていた本種を撮影したもの。5月に近所のケヤキに多数の本種が発生しているのを確認している。
PHOTO

ケヤキ上の本種@
(2022.5.18)

ケヤキ上の本種A
(2022.5.18)

ケヤキ上のペア
(2022.5.18)

交尾
(2022.5.18)

ビーティングで得られた個体
(2020.4.29)

林道にいた本種
(2019.6.2)

道路沿いの柵にいた個体@
(2019.5.3)

道路沿いの柵にいた個体A
(2019.5.3)
 
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