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トゲヒゲトビイロカミキリ
学名:Allotraeus rufescens

自宅の外灯に飛来した♂(2022.7.9)
Data
和名 トゲヒゲトビイロカミキリ
 別名:トゲヒゲヒメカミキリ
体長 9.5〜17mm
分布 本州,佐渡島,四国,九州,対馬,五島列島(中通島),下甑島,種子島,屋久島,口永良部島
出現期 5〜8月
アカメガシワやリョウブなどの花粉や蜜
 幼虫はクスノキ科の枯れ木。
解説 トビイロカミキリ属の一種。
体色は全体的に赤褐色。前胸背板上の点刻は荒く虫食い状。
雌雄共に触角は体長を超えるが、♂は♀よりも長く、体長の1.7倍程。♀では体長の1.2倍強。
 
国内に生息するトビイロカミキリ属(Allotraeus)のNysina亜属は以下の3種(2亜種)。
和名/学名 分布
トゲヒゲトビイロカミキリ
Allotraeus rufescens
本州,佐渡島,四国,九州,対馬,五島列島(中通島),下甑島,種子島,屋久島,口永良部島
リュウキュウトビイロカミキリ
Allotraeus insularis insularis
石垣島,西表島
(アマミトビイロカミキリ)
Allotraeus insularis amamiensis
奄美大島,喜界島,徳之島,沖永良部島,沖縄島
(ハチジョウトビイロカミキリ)
Allotraeus insularis yamagamii
伊豆諸島(八丈島)
オガサワラトビイロカミキリ
Allotraeus boninensis
小笠原諸島(弟島,兄島,父島,母島)
 
写真は7月9日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。この日はあまり虫が飛んで来なかったので諦めて家に入ろうとしたら玄関のドアに止まっていた。触角の長さから♂であることが分かった。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した♂@
(2022.7.9)

自宅の外灯に飛来した♂A
(2022.7.9)

自宅の外灯に飛来した♂B
(2022.7.9)

自宅の外灯に飛来した♂C
(2022.7.9)
 
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