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スギカミキリ
学名:Semanotus japonicus

♂(2008.4.5)
Data
和名 スギカミキリ
体長 12〜27mm
分布 本州,佐渡島,冠島,隠岐,四国,九州,壱岐
出現期 3〜6月
スギ,ヒノキなどの針葉樹
 幼虫も同様。
解説 スギ・ヒノキに集まる大型のカミキリ。
黒い体色に黄色い紋が特徴的。
黄色い紋には変異があり、縦に繋がったり、紋が消失する場合がある。
♂は♀よりも小型で触角の長さは体長と同じ位。
♀は♂よりも大型で、触角の長さは体長よりも短い。
スギやヒノキの害虫とされる。
 
国内に生息しているスギカミキリ属(Semanotus)は以下の3種。
和名/学名 分布
ビャクシンカミキリ
Semanotus bifasciatus
北海道(南部),本州
スギカミキリ
Semanotus japonicus
本州,佐渡島,冠島,隠岐,四国,九州,壱岐
ヤクスギカミキリ
Semanotus yakushimensis
屋久島
 
♂の写真はスギに止まっていた個体を撮影したもの。♀の写真はスギの樹皮を捲ったところ、本種が止まっていたところを発見して撮影したもの。あまり目に付くカミキリムシではないので、見るのはこれが初めてで特徴的な模様を持つ大型の本種にはビックリした。
PHOTO


(2008.4.5)

杉の樹皮裏に隠れていた♀@
(2008.3.22)

杉の樹皮裏に隠れていた♀A
(2008.3.22)

杉の樹皮裏に隠れていた♀B
(2008.3.22)
 
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