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コブスジサビカミキリ
学名:Atimura japonica

コブスジサビカミキリ(2011.6.4)
Data
和名 コブスジサビカミキリ
体長 5〜9mm
分布 北海道(南部),奥尻島,本州,猿島,飛島,佐渡,四国,九州,対馬
出現期 4〜9月
クワ科(イチジク),マメ科(クズ),クルミ科(オニグルミ)などの枯れ枝
 幼虫は木の中から食べる。
解説 小型のサビカミキリの一種。
全体的に灰褐色で、上翅先端付近は淡褐色で3対ほどの突起がある。
生息環境である枯れ枝に擬態していると思われ、上翅先端部は、折れた部分を表現しているようである。
国内に生息するコブスジサビカミキリ属(Atimura)は本種のみ。
 
写真は6月3日に、ヤマグワやエノキがある場所の地面を歩いていた本種を採取して撮影したもの。体長は7mmの個体だった。特にヤマグワが多い場所だったので、イチジクと同じクワ科であることからクワ類にも来ると思われる。枝に掴まっていた場合は非常に見つけ辛いカミキリである。
PHOTO

枯れ枝に止まる本種@
(2011.6.4)

枯れ枝に止まる本種A
(2011.6.4)

枯れ枝に止まる本種B
(2011.6.4)

正面から見た本種
(2011.6.4)

本種の頭部
(2011.6.4)
 
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