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カノコサビカミキリ
学名:Apomecyna naevia naevia

ビーティングで得られた個体(2020.7.27)
Data
和名 カノコサビカミキリ
体長 5.0〜9.5mm
分布 本州,伊豆諸島(新島,三宅島,御蔵島),四国,九州,対馬,筑前沖の島,五島列島(中通島,平島),甑島列島,与論島
出現期 5〜8月
ウリ科(カラスウリ)
解説 シラホシサビカミキリ属の一種。
地色は褐色で上翅には鹿の子模様を思わせる複数の白色の斑紋がある。
触角はカミキリムシとしては短め。
新鮮なカラスウリの蔓を好む。
 
国内に生息するシラホシサビカミキリ属(Apomecyna)は基亜属の以下の4種(5亜種)。
和名/学名 分布
カノコサビカミキリ
Apomecyna naevia naevia
本州,伊豆諸島(新島,三宅島,御蔵島),四国,九州,対馬,筑前沖の島,五島列島(中通島,平島),甑島列島,与論島
カノコサビカミキリ(熊毛亜種)
Apomecyna naevia yokoyamai
硫黄島,黒島,種子島,屋久島,口永良部島,トカラ列島(口之島)
カノコサビカミキリ(トカラ亜種)
Apomecyna naevia tsutsuii
トカラ列島(中之島)
カノコサビカミキリ(沖永良部島亜種)
Apomecyna naevia iriei
伊豆諸島(八丈島),沖永良部島
カノコサビカミキリ(奄美沖縄亜種)
Apomecyna naevia deguchii
奄美大島,沖縄島,久米島
ヤエヤマカノコサビカミキリ
Apomecyna semihistrio
宮古島,石垣島,西表島,与那国島
ヨスジシラホシサビカミキリ
Apomecyna histrio histrio
宮古島,来間島,多良間島,石垣島,竹富島,小浜島,西表島,与那国島
ヨスジシラホシサビカミキリ(奄美沖縄亜種)
Apomecyna histrio okinawana
トカラ列島(中之島),奄美大島,徳之島,喜界島,沖縄島,浜比嘉島,久米島
メロンサビカミキリ
Apomecyna saltator
石垣島
 
写真は7月27日に近所の林道で蔓が絡まるヒノキをビーティングして得られた本種を撮影したもの。蔓が絡まるような茂みから時々得られている。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
(2020.7.27)

ビーティングで得られた個体A
キブシにいた。
(2020.6.26)

ビーティングで得られた個体B
(2020.6.26)

ビーティングで得られた個体C
(2020.6.26)

ビーティングで得られた個体D
(2021.7.15)

ビーティングで得られた個体E
(2021.7.15)
 
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