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サビカミキリ
学名:Arhopalus coreanus

ライトトラップに飛来した♂(2016.7.31)
Data
和名 サビカミキリ
体長 10〜27mm
分布 本州,伊豆諸島(大島,新島,神津島,三宅島),小笠原諸島(母島),飛島,佐渡,四国,九州,対馬,五島列島
出現期 6〜9月
各種針葉樹(主にマツ科)
 幼虫は材部を食べる。
解説 クロカミキリ亜科マルクビサビカミキリ族の一種。
体色は黒褐色から赤褐色をしており、前胸背板は丸みを帯び、2本の縦隆条がある。
♂の触角は上翅後半まで届くが、♀では短く上翅の中央付近ほどの長さしかない。
平地から山地にかけて広く分布し、夜行性で灯火にも飛来する。
海外では朝鮮半島,中国北東部に分布している。
 
日本に生息するマルクビサビカミキリ属(Arhopalus)は以下の3種。
和名/学名 分布
サビカミキリ
Arhopalus coreanus
本州,伊豆諸島(大島,新島,神津島,三宅島),小笠原諸島(母島),飛島,佐渡島,四国,九州,対馬,五島列島
ムネツヤサビカミキリ
Arhopalus rusticus
北海道,利尻島,奥尻島
シナノサビカミキリ
Arhopalus tobirensis
本州(中部)
 
トップの写真は7月31日の夜1時半頃、神奈川県南部の標高100m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。体長は20mmの個体だった。
♀の写真は8月11日の夜、山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来したもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂@
(2016.7.30)

ライトトラップに飛来した♂A
(2016.7.30)

ライトトラップに飛来した♂B
(2016.7.30)

ライトトラップに飛来した♂C
(2016.7.30)

♀のアップ
(2011.8.11 山梨県)

♀のアップ
(2011.8.11 山梨県)
 
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