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カッコウメダカカミキリ
学名:Stenhomalus cleroides

ビーティングで得られた個体(2020.7.3)
Data
和名 カッコウメダカカミキリ
体長 5.5〜8.0mm
分布 北海道,本州,粟島,隠岐,四国,九州,対馬,種子島
出現期 4〜7月
アケビなどの枯れ蔓,クリ,クヌギなどの枯れ枝,コゴメウツギなどの花
 幼虫は各種広葉樹の枯れ木。
解説 メダカカミキリ属の一種。
複眼は大きく、上翅は暗褐色と淡褐色からなるV字状の帯模様がある。
触角は長めで第1節は赤褐色、第2節以降は黄褐色。
海外では台湾に分布している。
 
国内に生息するメダカカミキリ属(Stenhomalus)は以下の8種(2亜種)。
和名/学名 分布
カッコウメダカカミキリ
Stenhomalus cleroides
北海道,本州,粟島,隠岐,四国,九州,対馬,種子島
タイワンメダカカミキリ
Stenhomalus taiwanus
本州,伊豆諸島(新島,式根島,神津島,三宅島),飛島,粟島,隠岐,四国,九州,対馬,大隅諸島(黒島),種子島,屋久島,口永良部島,沖縄島,慶留間島,宮古島,伊良部島,石垣島,西表島,波照間島
ウスモンメダカカミキリ
Stenhomalus kumaso
九州(霧島山系)
トワダムモンメダカカミキリ
Stenhomalus japonicus
九州(長崎県)
ヒゲナガアメイロカミキリ
Stenhomalus longicornis
北海道,本州
(ムネアカメダカカミキリ)
Stenhomalus incongruus muneaka
本州(関東以西),九州,五島列島(中通島),下甑島
(ルリメダカカミキリ)
Stenhomalus incongruus parallelus
対馬
キイロメダカカミキリ
Stenhomalus nagaoi
本州(東北南部以西),伊豆諸島(八丈島),冠島,四国,九州,対馬,平戸,屋久島,トカラ列島(中之島)
タカオメダカカミキリ
Stenhomalus takaosanus
北海道,本州,四国,九州
 
写真は7月3日に近所の林道でクワをビーティングしたところ得られた本種を撮影したもの。同年の5月5日に別の広葉樹から得られたがその際はカメラのAFが合わない間に飛んで逃げられてしまっていた。今回は比較的大人しくしていたので撮影できた。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
クワにいた。
(2020.7.3)

ビーティングで得られた個体A
クワにいた。
(2020.7.3)
 
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