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ケシカミキリ
学名:Sciades tonsus

ビーティングで得られた個体(2020.5.31)
Data
和名 ケシカミキリ
体長 2.3〜4.2mm
分布 北海道,奥尻島,本州,猿島,伊豆諸島(大島,三宅島,八丈島,御蔵島),飛島,粟島,佐渡,四国,九州,対馬,五島列島(平島,中通島),男女群島,種子島,沖縄島
出現期 6〜8月
各種広葉樹とマツ科
解説 小型のケシカミキリの一種。
体型は太短く、体色は暗褐色で体表に灰白色の微毛が生えている。
上翅は暗褐色の微毛による斑紋があり、前方にV字状の紋、中央後方に横帯、先端付近にも不規則な斑紋がある。
主に各種広葉樹の枯れ枝に見られる。
 
国内に生息しているケシカミキリ属(Sciades)のケシカミキリ亜属(Miaenia)は以下の4種。
和名/学名 分布
トカラケシカミキリ
Sciades nakanei
九州(鹿児島県,佐多岬),種子島,トカラ列島(中之島)
クビナガケシカミキリ
Sciades longicollis
奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島
ヤエヤマケシカミキリ
Sciades brevicollis
石垣島,西表島,与那国島
ケシカミキリ
Sciades tonsus
北海道,奥尻島,本州,猿島,伊豆諸島(大島,三宅島,八丈島,御蔵島),飛島,粟島,佐渡,四国,九州,対馬,五島列島(平島,中通島),男女群島,種子島,沖縄島
 
トップの写真は5月31日に近所の林道でスダジイの枯れ枝の部分をビーティングして得られた本種を撮影したもの。小さい為、あまり目に付くことはなく初めて見たが、その後もスダジイを中心にちょくちょく本種が得られている。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
スダジイにいた。
(2020.5.31)

ビーティングで得られた個体A
スダジイにいた。
(2020.6.6)

ビーティングで得られた個体B
(2020.6.6)
 
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