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ヒシカミキリ
学名:Microlera ptinoides

ビーティングで得られた個体(2020.5.2)
Data
和名 ヒシカミキリ
体長 3〜5mm
分布 北海道,奥尻島,本州,粟島,佐渡島,四国,九州,対馬
出現期 5〜8月
各種広葉樹の枯れ枝や枯れた蔓
 幼虫は木の中から食べる。
解説 小型のヒシカミキリ属の一種。
上翅には特徴的な模様があり、基部は赤褐色、基部以外は黒色で、前縁、中央、後方にそれぞれ白色の帯状紋があり、前縁と後方は横向き、中央のみ斜めに入る。
模様と色彩からアリバチに擬態したものではないかと思われる。
国内のヒシカミキリ属は本種の他に石垣島にヤエヤマヒシカミキリがいる。
 
国内に生息しているヒシカミキリ属(Microlera)は以下の2種。
和名/学名 分布
ヒシカミキリ
Microlera ptinoides
北海道,奥尻島,本州,粟島,佐渡島,四国,九州,対馬
ヤエヤマヒシカミキリ
Microlera yaeyamensis
石垣島
 
写真は5月2日に近所の林道でビーティングして得られた本種を撮影したもの。ビーティングした樹種についてははっきりとは覚えていないがアラカシだったと思う。撮影しやすいカミキリで始終じっとして動くことはなかった。
PHOTO

ビーティングで得られた個体
(2020.5.2)
 
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