ホーム > コウチュウ目 > カミキリムシ科 > ハナカミキリ亜科
 
フタスジハナカミキリ
学名:Etorofus vicaria

ノリウツギの花で交尾している本種(2019.8.6 山梨県)
Data
和名 フタスジハナカミキリ
体長 14〜20mm
分布 北海道,利尻島,奥尻島,本州,伊豆諸島(御蔵島),四国,九州,屋久島
出現期 6〜8月
花粉
 幼虫はマツ科や一部の広葉樹の枯れ木を食べる。
解説 ハナカミキリの一種。
2タイプあり、通常はふたすじ型で上翅が黄褐色に黒色の太い横帯が2本あるが、はすすじ型は黒色部が多く、黄褐色がX字状(中央部の交差部が消失したものが多い)となる。
山地性でノリウツギなどの花に集まる。
海外では千島列島,樺太に分布している。
国内に生息するエトロフハナカミキリ属(Etorofus)のフタスジハナカミキリ亜属(Nakanea)は本種のみ。
 
写真は8月6日、山梨県の標高1,600m付近のノリウツギの花に集まり交尾していた本種を撮影したもの。よく動き、ノリウツギの花も高いところにあり、逆光気味の写真になってしまうなどなかなか撮影は難しかったが、ストロボで何とか撮影できた。
PHOTO

ノリウツギの花で交尾している本種@
(2019.8.6 山梨県)

ノリウツギの花で交尾している本種A
(2019.8.6 山梨県)

ノリウツギの花で交尾している本種B
(2019.8.6 山梨県)

ノリウツギの花で交尾している本種C
(2019.8.6 山梨県)
 
先頭ページへ