ホーム > コウチュウ目 > カミキリムシ科 > ハナカミキリ亜科
 
ベニバハナカミキリ
学名:Paranaspia anaspidoides

ライトトラップに飛来した本種(2018.5.24)
Data
和名 ベニバハナカミキリ
体長 8〜14mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(御蔵島),冠島,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 6〜8月
レンプクソウ科(ガマズミ),ブナ科(クリ),アジサイ科(ノリウツギ)の花粉
 幼虫は広葉樹の生木の腐朽部を食べる。
解説 ハナカミキリの一種。
頭部及び前胸背は黒色。上翅は暗赤色で毛が密生している。
ハナカミキリの仲間は上翅が先端にいくに従いへ細くなる種が多いが本種は平行。
成虫は広葉樹の花に集まり、夜間は広葉樹の洞に潜んでいるが、稀に灯火にも飛来する。
 
国内に生息するベニバハナカミキリ属(Paranaspia)は以下の3種。
和名/学名 分布
ベニバハナカミキリ
Paranaspia anaspidoides
海道,本州,伊豆諸島(御蔵島),冠島,四国,九州,対馬,屋久島
ネクマチジヒオドシハナカミキリ
Paranaspia inadai
沖縄島
ヤエヤマヒオドシハナカミキリ
Paranaspia yaeyamensis
石垣島,西表島
 
写真は5月24日の夜、近所の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
 
先頭ページへ