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ゴマダラカミキリ
学名:Anoplophora malasiaca

イタドリ上の本種(2010.7.10)
Data
和名 ゴマダラカミキリ
体長 25〜35mm
分布 北海道,利尻島,奥尻島,本州,伊豆諸島(大島,利島,新島,式根島,神津島,三宅島,御蔵島,八丈島,八丈小島),淡路島,飛島,粟島,佐渡島,冠島,隠岐,四国,九州,対馬,壱岐,筑前沖の島,五島列島(福江島),甑島列島(上甑島,下甑島),種子島,屋久島,奄美諸島(奄美大島,与論島),沖縄島,宮古島
出現期 6〜8月
ミカン類やヤナギ,クワ,イチジク,モモなどの葉や樹皮
 幼虫は広葉樹・針葉樹の生木や枯れ木。
解説 黒地に白い斑紋が特徴的な大型のカミキリムシ。
脚や腹面は青色。
本種の幼虫は柑橘類やナシ、イチジクなど果実類の生木も寄生する為、重要害虫とされている。
 
国内に生息するゴマダラカミキリ属(Anoplophora)は以下の5種(1亜種)。
和名/学名 分布
ゴマダラカミキリ
Anoplophora malasiaca
北海道,利尻島,奥尻島,本州,伊豆諸島(大島,利島,新島,式根島,神津島,三宅島,御蔵島,八丈島,八丈小島),淡路島,飛島,粟島,佐渡島,冠島,隠岐,四国,九州,対馬,壱岐,筑前沖の島,五島列島(福江島),甑島列島(上甑島,下甑島),種子島,屋久島,奄美諸島(奄美大島,与論島),沖縄島,宮古島
オオシマゴマダラカミキリ
Anoplophora o. oshimana
奄美大島,沖永良部島,沖縄島,石垣島,西表島
(トクノシマゴマダラカミキリ)
Anoplophora o. tokunoshimana
徳之島
タイワンゴマダラカミキリ
Anoplophora macularia
沖縄島,宮古島,石垣島
ヨナグニゴマダラカミキリ
Anoplophora ryukyuensis
与那国島
オガサワラゴマダラカミキリ
Anoplophora ogasawaraensis
小笠原諸島
 
トップの写真は7月10日にイタドリにいた本種を撮影したもの。イタドリの茎を齧っていた。カエデ類も餌とするらしく、イロハモミジの幹を歩いているところや庭のイタヤカエデの茎を齧っているところを観察している。もっともツルツルした細い茎だったので傷付けられなかった。
自宅の外灯にも飛来している。
PHOTO

イタドリ上の本種@
イタドリの茎を齧っていた。
(2010.7.10)

イタドリ上の本種A
(2010.7.10)

イタドリ上の本種B
(2010.7.10)

朽木上の本種
住宅地を飛来していた個体。
(2009.6.20)

本種のアップ
(2009.6.20)

イロハモミジ上の個体
(2006.8.5)

飛び立つ本種@
(2009.6.20)

飛び立つ本種A
(2009.6.20)

自宅の外灯に飛来した本種@
(2015.7.11)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2015.7.11)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2015.7.11)

自宅の外灯に飛来した本種C
(2015.7.11)
 
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