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チャイロサシガメ
学名:Reduvius decliviceps

ライトトラップに飛来した本種(2019.7.12 対馬)
Data
和名 チャイロサシガメ
体長 15〜18mm
分布 本州,伊豆諸島(三宅島),九州,対馬,奄美大島,西表島
出現期 6〜8月
昆虫
 幼虫も同様。
解説 サシガメの一種。
全体的に黒色で翅の革質部の根元付近が黄褐色〜橙褐色をしているが、琉球産は革質部前方が広く黄褐色となる。
珍品で詳しい生態は分かっていない。
海外では朝鮮半島,中国に分布している。
 
国内に生息しているクビアカサシガメ属(Reduvius)は以下の3種。
和名/学名 分布
チャイロサシガメ
Reduvius decliviceps
本州,伊豆諸島(三宅島),九州,対馬,奄美大島,西表島
クビアカサシガメ
Reduvius humeralis
本州,四国,九州,対馬,奄美大島
セマダラサシガメ
Reduvius yaeyamanus
石垣島,西表島
 
写真は7月12日の夜0時頃、対馬の空き地に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。更に当日の晩に尾根道で行ったライトトラップでも1匹飛来した。最初の個体が橙褐色だったが2回目の場所を変えたライトトラップでは黄褐色だった。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2019.7.12 対馬)

ライトトラップに飛来した本種A
(2019.7.12 対馬)
 
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