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ミナミホソサシガメ
学名:Pygolampis foeda

ミナミホソサシガメ(2009.5.30)
Data
和名 ミナミホソサシガメ
体長 14〜18mm
分布 本州,伊豆諸島(神津島),四国,九州,隠岐諸島(島後),対馬,奄美大島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島
出現期 5〜9月
昆虫
 幼虫も同様。
解説 アメンボのような姿をしたサシガメの一種。
淡い褐色で、細長い体型をしている。
触角の第2節は非常に長く、第3節は短い。
近似種にホソサシガメがいるが、触角第1節の長さが頭部と同じかやや短いのに対し、本種では触角第1節の長さが頭部よりやや長い点で区別できる。
 
国内に生息しているホソサシガメ属(Pygolampis)は未記載種を含め以下の3種。
和名/学名 分布
ホソサシガメ
Pygolampis bidentata
北海道,奥尻島,本州,伊豆諸島(三宅島),四国,九州,対馬,屋久島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島
ミナミホソサシガメ
Pygolampis foeda
本州,伊豆諸島(神津島),四国,九州,隠岐諸島(島後),対馬,奄美大島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島
スケバホソサシガメ
Pygolampis sp.
奄美大島
 
写真は5月30日の夜、玄関の柱に止まっていた個体を採取して撮影したもの。恐らく外灯に飛来した個体ようだ。その後は雑木林内で時々見かけている。
幼虫の写真は9月8日の夜0時半、静岡県の標高600m付近の雑木林内で歩行中の終齢幼虫を撮影したもの。
PHOTO

横から見た本種
自宅の外灯に飛来した個体。
(2009.5.30)

頭部のアップ
(2009.5.30)

上から見た本種
(2009.5.30)

本種のアップ
(2009.5.30)

夜間、林内を歩く終齢幼虫@
(2012.9.8 静岡県)

夜間、林内を歩く終齢幼虫A
(2012.9.8 静岡県)

夜間、林内を歩く終齢幼虫B
(2012.9.8 静岡県)
 
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