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アシマダラアカサシガメ | |
学名:Haematoloecha rubescens | |
![]() ビーティングで得られた個体(2020.6.5) |
Data | |||||||||||||||||
和名 | アシマダラアカサシガメ | ||||||||||||||||
体長 | 11.5〜14mm | ||||||||||||||||
分布 | 本州,伊豆諸島(青ヶ島),小笠原諸島(弟島,父島,母島),四国,九州,奄美大島,沖縄島 | ||||||||||||||||
出現期 | 4〜10月 | ||||||||||||||||
餌 |
ヤスデ類など 幼虫も同様。 |
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解説 | サシガメの一種。 頭部・前胸背・小楯板は赤褐色。 前翅は赤と黒の斑模様があり、腹部背面は赤と黒の縞模様をしている。 脚は赤色の地に黒色部がある。 アカシマサシガメに似るが、アカシマサシガメでは脚が黒色であるのに対し、本種は赤地に黒色部があることで区別できる。 海外では朝鮮半島,中国に分布している。
下の写真は夜間、雑木林内で広葉樹の幹を歩いていた本種を撮影したもの。動作はゆっくりだったがライトで照らすと上のほうへ逃げていった。本種との近似種として前述のアカシマサシガメとクビグロアササシガメ(Haematoloecha delibuta)しか意識しておらず前胸背が赤いためアカシマサシガメと誤同定してしまったがツイッターでご指摘頂き本種に修正した。参考文献としては「日本産原色カメムシ図鑑」の第3巻で掲載されていた。 |
PHOTO | |
![]() 夜間、木の幹を歩く本種@ (2019.5.17) |
![]() 夜間、木の幹を歩く本種A (2019.5.17) |