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チャモンナガカメムシ
学名:Paradieuches dissimilis

チャモンナガカメムシ(2008.7.5)
Data
和名 チャモンナガカメムシ
体長 約5mm
分布 北海道,利尻島,奥尻島,本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜9月
ヤマグワ,ニワトコ,コアカソなどの汁
解説 茶褐色の斑紋がある小型ナガカメムシ。
前翅中央付近に大きな黒色紋があり、その内部の前縁沿いに1対の淡褐色紋がある。
胸部は左右に淡褐色の縁取りがある。
同属にキモンナガカメムシがいるが、キモンンアガカメムシは比較的珍しい種で前胸背前葉が長く、前翅膜質部基部の淡色紋の輪郭が明瞭などの違いがある。
海外では朝鮮半島,済州島,中国南部に分布している。
 
国内のチャモンナガカメムシ属は以下の2種が生息している。
和名/学名 分布
チャモンナガカメムシ
Paradieuches dissimilis
北海道,利尻島,奥尻島,本州,四国,九州,対馬
キモンナガカメムシ
Paradieuches lewisi
本州,伊豆諸島(八丈島)
 
写真は7月5日に下草の葉上に止まっていた本種を撮影したもの。近所の林道でのビーティングでも得られている。
PHOTO

葉上にいた個体
(2008.7.5)

ビーティングで得られた個体
(2020.5.2)

花に止まっていた個体@
(2023.5.4)

花に止まっていた個体A
(2023.5.4)
 
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