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シロヘリナガカメムシ
学名:Panaorus japonicus

河川敷沿いにいた個体(2020.5.22)
Data
和名 シロヘリナガカメムシ
 別名:ウスグロシロヘリナガカメムシ
体長 約7.5mm
分布 北海道,利尻島,奥尻島,本州,四国,九州
出現期 5〜11月
植物の汁
 幼虫も同様。
解説 細長いナガカメムシの仲間。
体色は黒褐色〜黄褐色で前翅の革質部側縁は淡色。
アムールシロヘリナガカメムシ(Panaorus csikii)に似るが、革質部先端近くに明瞭な白色の大紋があるのに対し、本種では明瞭な白紋がないことで区別できる。
海外では千島列島,朝鮮半島,ロシア極東部,中国に分布している。
 
国内に生息しているシロヘリナガカメムシ属(Panaorus)は以下の3種。
和名/学名 分布
モンシロナガカメムシ
Panaorus albomaculatus
本州,四国,九州
アムールシロヘリナガカメムシ
Panaorus csikii
本州,四国?
シロヘリナガカメムシ
Panaorus japonicus
北海道,利尻島,奥尻島,本州,四国,九州
 
トップの写真は5月22日に河川敷沿いにいた本種を撮影したもの。下の写真は別個体で河川敷沿いのコンクリートの歩道の割れ目から生えていた植物の周りを歩きていた。
幼虫の写真は11月2日に浅い沼のそばに落ちていた木の板の上を歩いていたもの。
PHOTO

河川敷沿いの歩道にいた個体@
(2020.5.22)

河川敷沿いの歩道にいた個体A
(2020.5.22)

河川敷沿いの歩道にいた個体B
(2020.5.22)

幼虫@
(2014.11.2)

幼虫A
(2014.11.2)
 
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