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ナガメ
学名:Eurydema rugosa

ナガメ(2007.4.14)
Data
和名 ナガメ
体長 7〜9mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜8月  春に多い。
アブラナ科植物の汁
 幼虫も同様。
解説 黒い体色に赤い模様が特徴的なカメムシ。
アブラナ科の植物に集まるため、菜のカメムシ=ナガメというのが和名の由来。
卵はアブラナ科の茎に2列に産卵する。
本種によく似たヒメナガメがいるが、ヒメナガメでは本種より小さく、模様が複雑、分布域も暖かい地方に多く、本種とは近畿地方で混生している。
 
国内に生息しているナガメ属(Eurydema)は以下の2種。
和名/学名 分布
ヒメナガメ
Eurydema dominulus
本州,四国,九州,喜界島,沖永良部島,沖縄島,慶良間諸島(慶留間島),久米島,南大東島,宮古島,池間島,石垣島,竹富島,西表島,波照間島,与那国島
ナガメ
Eurydema rugosa
北海道,本州,四国,九州
 
写真はすべてアブラナが多くある草むらで撮影したもの。
PHOTO

クズ上の本種
(2020.6.27)

アブラナに来た本種
(2006.4.15)

交尾
(2006.4.15)

幼虫
(2007.6.30)

クズ上の幼虫
(2020.5.29)
 
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