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クサギカメムシ
学名:Halyomorpha halys

ライトトラップに飛来した本種(2022.7.11 岩手県)
Data
和名 クサギカメムシ
体長 13〜18mm
分布 本州,四国,九州,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
出現期 4〜10月
クワ,クサギ,ウメ,モモ等の果実の汁や大豆・インゲンマメ等の豆類
 幼虫は主にスギ・ヒノキの球果。
解説 平凡かつ臭いカメムシ。
体色は暗褐色で多数の点刻がある。赤味の強い個体などの変異もみられる。
チャバネアオカメムシPlautia stali)と同様に普通に見られ、果実に集まるため害虫としても有名。
晩秋には越冬のために屋内に入り込むことが多い。
国内に生息するクサギカメムシ属(Halyomorpha)は本種のみ。
 
トップの写真は7月11日の夜、岩手県の海岸近くの林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
地元でも普通に見られるが秋口に家に入り込んでくる厄介者でもある。10月上旬まで果実に集まる多数の本種を観察している。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2022.7.11 岩手県)

エビネに来た個体@
赤味が強かった。
(2008.4.20)

エビネに来た個体A
(2008.4.20)

庭にいた個体
(2006.3.19)

越冬中の本種@
倒木の穴の中で越冬していた。
(2007.1.4)

越冬中の本種A
(2007.1.4)

交尾
(2024.8.3)

交尾中の♂
(2024.8.3)


(2024.8.3)

交尾中の♀
(2024.8.3)

ミズキ上の2齢幼虫@
(2011.6.18)

脱皮直後の2齢幼虫
(2011.6.18)

ミズキ上の2齢幼虫A
白いものは卵の殻。
(2011.6.18)

ミズキ上のの2齢幼虫B
(2011.6.18)

幼虫
(2006.7.20)
 
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