ホーム > カメムシ目 > クヌギカメムシ科 > クヌギカメムシ亜科
 
クヌギカメムシ
学名:Urostylis westwoodi

5齢幼虫(2020.5.3)
Data
和名 クヌギカメムシ
体長 約12mm
分布 本州,四国,九州
出現期 6〜11月
クヌギ,コナラ,カシワなど
解説 クヌギカメムシ科の一種。
緑色で長い触角を持つ。
晩秋になると赤く変化する個体も見られる。
本種はヘラクヌギカメムシUrostylis annulicornis)と酷似するが、本種の気門は黒色である点で区別できる。
また、本種の幼虫では赤い模様が見られるため、成虫よりも同定は容易。
海外ではサハリン,朝鮮半島,中国に分布している。
 
日本に生息するUrostylis属の仲間は以下の3種が知られている。
和名/学名 分布
クヌギカメムシ
Urostylis westwoodi
本州,四国,九州
ヘラクヌギカメムシ
Urostylis annulicornis
北海道,本州,四国,九州
サジクヌギカメムシ
Urostylis striicornis
北海道,本州,四国,九州
 
写真は5月3日に近所の林道でクヌギをビーティングして得られた5齢幼虫を撮影したもの。なかなかビーティングできる高さの枝が1本しかないため、採集はなかなか難しいが成虫も見つけたい。
PHOTO

5齢幼虫@
クヌギをビーティングして得られた。
(2020.5.3)

5齢幼虫A
(2020.5.3)
 
先頭ページへ