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ネムチビトビカスミカメ
学名:Campylomma miyamotoi

自宅の外灯に飛来した本種(2022.6.20)
Data
和名 ネムチビトビカスミカメ
体長 約2mm
分布 本州,四国,九州
出現期 6〜10月
キジラミ?
解説 薄緑色をした極小カスミカメ。
触角は淡褐色で第1節の一部と2節基部は黒色。
体表に暗色の短毛を生やす。
脚は淡色で腿節先端付近と脛節に黒色の剛毛を生やす。
ネムノキから得られるが、ネムノキに集まるキジラミを餌にしている可能性があるとされる。
 
国内に生息するチビトビカスミカメ属(Campylomma)は以下の9種。
和名/学名 分布
ヤナギチビトビカスミカメ
Campylomma annulicorne
北海道(札幌市)
クロチビトビカスミカメ
Campylomma boharti
小笠原諸島(父島)
ムナグロチビトビカスミカメ
Campylomma boninense
小笠原諸島,対馬,奄美大島,沖縄島
チチジマチビトビカスミカメ
Campylomma chichijima
小笠原諸島(父島)
コミドリチビトビカスミカメ
Campylomma chinense
本州,小笠原諸島(父島),四国,九州,対馬,南西諸島
ヒロズチビトビカスミカメ
Campylomma eurycephalum
石垣島
ミナミチビトビカスミカメ
Campylomma lividicorne
西表島
ネッタイチビトビカスミカメ
Campylomma lividum
硫黄島
ネムチビトビカスミカメ
Campylomma miyamotoi
本州,四国,九州
 
写真は6月20日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した個体@
(2022.6.20)

自宅の外灯に飛来した個体A
(2022.6.20)
 
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