ホーム > カメムシ目 > カスミカメムシ科 > ツヤカスミカメ亜科
 
グンバイカスミカメ
学名:Stethoconus japonicus

庭の倉庫に止まっていた個体(2024.7.11)
Data
和名 グンバイカスミカメ
体長 約4mm
分布 本州,四国,九州,西表島
出現期 4〜10月
グンバイムシ
 幼虫も同様。
解説 グンバイムシを食べる肉食性のカスミカメ。
翅は透明で、中央に黒褐色の太い横帯がある。
八重山諸島(石垣島,西表島)には、同属のミナミグンバイカスミカメがいるが本種より小さく、模様も異なる。また、西表島にも本種が確認されているが、人為的な移入と思われる。
 
国内に生息するグンバイカスミカメ属(Stethoconus)は以下の2種。
和名/学名 分布
グンバイカスミカメ
Stethoconus japonicus
本州,四国,九州,西表島
ミナミグンバイカスミカメ
Stethoconus praefectus
石垣島,西表島
 
トップの写真は7月11日の夜、自宅の倉庫に止まっていた本種を撮影したもの。庭のアセビに多数のトサカグンバイがいるので、餌にしている本種もよく外灯に飛来している。
どことなくグンバイを思わせる姿をしているが、恐らく餌となるグンバイに警戒されないよう擬態したといったところだと思う。
PHOTO

自宅の倉庫に止まっていた個体
(2024.7.11)

自宅の外灯に飛来した個体
(2011.6.3)
 
先頭ページへ