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アカヒメホシカメムシ
学名:Physopelta slanbuschii

ライトトラップに飛来した本種(2017.10.15 西表島)
Data
和名 アカヒメホシカメムシ
体長 約12mm
分布 石垣島,西表島,与那国島
出現期 4〜10月
トウダイグサ科(アカメガシワなど)の花や実
 幼虫も同様。
解説 八重山諸島に生息するホシカメムシの一種。
ヒメホシカメムシと同種とされていたが近年別種となった。
ヒメホシカメムシより体色が鮮やかな赤色で前翅革質部中央にある黒紋の形状は個体差があり消失する個体も出現する。
海外では台湾,中国,東洋区に分布している。
 
国内に生息しているオオホシカメムシ属(Physopelta)は以下の4種。
和名/学名 分布
ヒメホシカメムシ
Physopelta parviceps
本州,四国,九州,対馬,屋久島,口永良部島,トカラ列島(平島),奄美大島,徳之島,沖永良部島,硫黄鳥島,沖縄島,慶良間諸島(阿嘉島),久米島,宮古島
アカヒメホシカメムシ
Physopelta slanbuschii
石垣島,西表島,与那国島
オオホシカメムシ
Physopelta gutta
本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,徳之島,硫黄鳥島,沖縄島,慶良間諸島(阿嘉島),石垣島,西表島,与那国島
ヨツモンオオホシカメムシ
Physopelta quadriguttata
石垣島,西表島
 
写真は10月15日の夜、西表島の標高120m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
斑紋の形状に変異が見られる。
(2017.10.15 西表島)
 
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