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アズキヘリカメムシ
学名:Homoeocerus marginiventris

葉上の本種(2012.7.4 鹿児島県)
Data
和名 アズキヘリカメムシ
体長 13〜15mm
分布 本州,四国,九州,対馬,奄美大島,徳之島,与論島,沖縄島,慶良間諸島(渡嘉敷島),宮古島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 4〜10月
マメ科(ダイズ,アズキなど)の汁
 幼虫も同様。
解説 アズキやダイズの害虫として知られるヘリカメムシの一種。
細長い体型で、胸部から小楯板にかけて白い縦筋がある。
腹部周囲(結合板)の各節に黒紋がある。
 
国内に生息しているハラビロヘリカメムシ属(Homoeocerus)のハラビロヘリカメムシ亜属(Tliponicus)は以下の4種。
和名/学名 分布
ハラビロヘリカメムシ
Homoeocerus dilatatus
北海道,本州,四国,九州
アズキヘリカメムシ
Homoeocerus marginiventris
本州,四国,九州,対馬,奄美大島,徳之島,与論島,沖縄島,慶良間諸島(渡嘉敷島),宮古島,石垣島,西表島,与那国島
シロヘリハラビロヘリカメムシ
Homoeocerus pallidulus
本州,四国,九州,南西諸島
ホシハラビロヘリカメムシ
Homoeocerus unipunctatus
本州,伊豆諸島,隠岐,四国,九州,対馬,甑島列島,種子島,屋久島,トカラ列島
 
トップの写真は7月4日に鹿児島県の池沿いの生垣の葉上にいた本種を撮影したもの。春に撮影した時は夜間に撮影した1枚だけだったが、今回は日中に葉上でじっとしていたのでじっくり撮影することができた。撮影地では比較的普通に見られるようだが、本州では珍しい部類に入るらしく、地元では見たことがないカメムシである。
PHOTO

葉上の本種@
(2012.7.4 鹿児島県)

葉上の本種A
(2012.7.4 鹿児島県)

夜間、草むらにいた個体
(2012.4.30 鹿児島県)
 
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