ホーム > カメムシ目 > ヘリカメムシ科 > ヘリカメムシ亜科
 
アシビロヘリカメムシ
学名:Leptoglossus gonagra

アシビロヘリカメムシ(2006.6.27 西表島)
Data
和名 アシビロヘリカメムシ
体長 20〜21mm
分布 奄美大島,徳之島,与論島,沖縄島,慶良間諸島(座間味島,阿嘉島),久米島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 5〜6月,10〜11月
ウリ科の植物の汁
 幼虫も同様。
解説 後脚が大きく板状の部分があるのが特徴の南方系のカメムシ。
体色は黒色で、触角先端が赤く、体にも赤く小さい斑紋がある。
本種の食草がウリ科のため、食用に栽培しているニガウリやキュウリ、ヘチマなどに悪影響をもたらし、重要害虫とされている。
後脚の板状部分は外敵に攻撃された際、狙いを惑わし、致命傷を逃れるという効果があるようだ。
 
国内に生息しているアシビロヘリカメムシ属(Leptoglossus)は以下の2種。
和名/学名 分布
アシビロヘリカメムシ
Leptoglossus gonagra
奄美大島,徳之島,与論島,沖縄島,慶良間諸島(座間味島,阿嘉島),久米島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
マツヘリカメムシ
Leptoglossus occidentalis
本州(関東地方)
 
写真は6月27日に西表島にあった畑の葉上で発見したもの。第1発生時期の終わり頃だったためか西表島で見た本種はこの1匹だけであった。数枚撮影するとすぐにどこかへ飛んで行ってしまった。
PHOTO

アシビロヘリカメムシ
(2006.6.27 西表島)
 
先頭ページへ