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マダラカマドウマ
学名:Diestrammena japonica

マダラカマドウマ(2007.2.12)
Data
和名 マダラカマドウマ
体長 ♂:24.4〜28.4mm
♀:約33mm
分布 北海道,本州,隠岐,四国,九州
出現期 一年中
雑食性(野菜や昆虫の死骸など)
解説 カマドウマの中でも最もよく見られる。
床下や洞窟など暗くてジメジメした所にいる。夜行性。
カマドウマの仲間は37種以上知られているが、未記載種も多く、100種に上ると言われている。
以前、石垣島の朽木内で本種に似たカマドウマを撮影しているが、体表が微毛で覆われているような質感の個体で別種と思われるが残念ながら同定には至っていない。→後に購入した「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」(北海道大学出版会)で同属のヤエヤママダラウマであることが分かった。
 
国内に生息するマダラカマドウマ属(Diestrammena)の基亜属は以下の4種。
和名/学名 分布
マダラカマドウマ
Diestrammena japonica
北海道,本州,隠岐,四国,九州
アマミマダラカマドウマ
Diestrammena gigas
奄美大島,徳之島
サツママダラカマドウマ
Diestrammena inexpectata
九州(熊本県,宮崎県,鹿児島県)
ヤエヤママダラウマ
Diestrammena iriomotensis
石垣島,西表島
 
写真は2月12日の夜に、雑木林周囲の石垣にいた本種を撮影したもの。石垣のいたるところに本種が見られた。
PHOTO

夜、活動する本種@
(2007.2.11)

夜、活動する本種A
(2007.2.11)
 
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