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オオワタコナカイガラムシ
学名:Phenacoccus pergandei

オオワタコナカイガラムシ(2010.5.1)
Data
和名 オオワタコナカイガラムシ
体長 4〜6mm
分布 本州,四国,九州
出現期 3〜5月
カキ,エノキ,イチジク,イヌビワ,ビワ,リンゴ,サクラ類,ニガキ,アカメガシワ,トリネコなどの汁
 幼虫も同様。
解説 黒い斑紋が特徴的なコナカイガラムシ。
体色は黒褐色でロウ質白粉を薄く纏うが各体節背面に分泌しない部分がある為、黒い斑紋となる。
寄主植物の枝上で生活するが、産卵は葉の裏で行う。
♀は不完全変態だが、♂は前蛹・蛹・成虫と完全変態する。
終齢幼虫(3齢)で越冬し、5月頃成虫となる。
 
写真は5月1日に樹種不明の木の枝に付いていた♀を撮影したもの。本種がいた木は撮影場所でしか見たことのない種類で、枝上に多数の♀が見られた。葉上で産卵中の♀も1匹確認できた。
PHOTO

♀@
(2010.5.1)

産卵中の♀
(2010.5.1)

♀A
(2010.5.1)

♀B
(2010.5.1)
 
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