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イセリヤカイガラムシ
学名:Icerya purchasi

トベラに寄生する本種(2008.11.2)
Data
和名 イセリヤカイガラムシ
 別名:イセリアカイガラムシ
体長 ♂:約3mm
♀:約5mm
分布 本州,四国,九州,南西諸島  アメリカ,台湾から来た外来種。
出現期 5,7,10〜11月
ナンテン,ヤツデ,トベラ,ネムノキ,モクマオウ,ハリエンジュ,カンキツ類,モチノキ,モッコク,ハクチョウゲ,ヨモギなどの汁
 幼虫も同様。
解説 害虫として有名なカイガラムシの一種。
広食性でさまざまな樹木に寄生する。
♀の成虫は丸く扁平で橙黄色をしており、背面は白い綿状の分泌物で覆われている。
♂は小型で翅があり、稀にしか見られない。
大抵、♀から縦隆条のあるホイップクリームのような白い塊りが付いているが、これは卵のうである。
本種を駆除する為、オーストラリア原産のベダリアテントウ(Rodolia cardinalis)が国内に放されたのは有名な話である。
 
写真は11月2日に公園内のトベラに寄生していた本種を撮影したもの。
幼虫の写真も同じトベラの卵のうの下にいたもの。
PHOTO

トベラ上の幼虫
(2008.12.27)
 
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