ホーム > カゲロウ目 > ヒラタカゲロウ科
 
シロタニガワカゲロウ
学名:Ecdyonurus yoshidae

亜成虫♂(2021.4.24)
Data
和名 シロタニガワカゲロウ
 別名:アマゴイカゲロウ
開張 9〜16mm
分布 本州,四国,九州
出現期 4〜12月
無し
解説 ヒラタカゲロウの一種。
体色は明るい黄色で、尾毛は2本。
複眼にある赤褐色の帯模様が特徴的。
同属のミドリタニガワカゲロウとよく似ているが、本種の胸部側面には複数の黒斑があることで区別できる。
亜成虫の翅はややくすんだ透明色。
雌雄で複眼の形状が異なり、♂はトンボのような大きな複眼をしているが、♀ではやや平たくて細い。
平地の河川から山地の渓流まで広く棲息する。
 
国内に生息するタニガワカゲロウ属(Ecdyonurus)は以下の12種。
和名/学名 分布
フタオビタニガワカゲロウ
Ecdyonurus bifasciatus
本州
キイロタニガワカゲロウ
Ecdyonurus flavus
本州
ヤエヤママダラタニガワカゲロウ
Ecdyonurus fractus
石垣島,西表島
ミナミタニガワカゲロウ
Ecdyonurus hyalinus
沖縄島,石垣島,西表島
キブネタニガワカゲロウ
Ecdyonurus kibunensis
本州,四国,九州
アシグロタニガワカゲロウ
Ecdyonurus kibunensis
本州,四国
ヒメタニガワカゲロウ
Ecdyonurus scalaris
本州,四国,九州
トラタニガワカゲロウ
Ecdyonurus tigris
本州,四国,九州
クロタニガワカゲロウ
Ecdyonurus tobiironis
本州,四国,九州
ミドリタニガワカゲロウ
Ecdyonurus viridis
北海道,本州,四国,九州,沖縄島
シロタニガワカゲロウ
Ecdyonurus yoshidae
本州,四国,九州
オニヒメタニガワカゲロウ
Ecdyonurus zhilzovae
本州,四国,九州
 
トップの写真は4月24日に河川敷のイタドリの葉上に止まっていた亜成虫の♂を撮影したもの。♀の写真は8月5日に岩手県の谷川のそばの歩道沿いにいたもの。
PHOTO

亜成虫♂@
(2021.4.24)

亜成虫♂A
(2021.4.24)

亜成虫♂B
(2021.4.24)

成虫♀@
(2021.8.5 岩手県)

成虫♀A
(2021.8.5 岩手県)

成虫♀B
(2021.8.5 岩手県)
 
先頭ページへ