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ウエノヒラタカゲロウ
学名:Epeorus curvatulus

ビーティングで得られた成虫♀(2020.5.20)
Data
和名 ウエノヒラタカゲロウ
 別名:ユミモンオカゲロウ
開張 約10mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜5,7〜11月
無し
解説 山地〜平地の渓流に生息するヒラタカゲロウの一種。
全体的に橙黄色で、尾毛は2本、腿節中央に黒色の紋がある。
♀では成熟すると赤味が強くなる。
翅は透明だが、翅脈は黒い。
亜成虫の翅は半透明で黄色味を帯びている。
 
国内に生息するヒラタカゲロウ属(Epeorus)は以下の11種。
和名/学名 分布
キイロヒラタカゲロウ
Epeorus aesculus
北海道,本州,四国,九州
イワヒラタカゲロウ
Epeorus cumulus
本州
ウエノヒラタカゲロウ
Epeorus curvatulus
北海道,本州,四国,九州
ミナミヒラタカゲロウ
Epeorus erratus
石垣島,西表島
オナガヒラタカゲロウ
Epeorus hiemalis
本州,九州
ナミヒラタカゲロウ
Epeorus ikanonis
北海道,本州,四国,九州
エルモンヒラタカゲロウ
Epeorus latifolium
北海道,本州,四国,九州
マツムラヒラタカゲロウ
Epeorus l-nigrum
北海道,本州,四国,九州
タニヒラタカゲロウ
Epeorus napaeus
北海道?,本州,四国?,九州
ユミモンヒラタカゲロウ
Epeorus nipponicus
北海道,本州,四国,九州
キタヒラタカゲロウ
Epeorus uenoi
北海道
 
トップの写真は5月22日に河沿いのエノキをビーティングして得られた♀を撮影したもの。以前は静岡県の渓流近くの旅館の明かりに飛来した本種を撮影している。
PHOTO

ビーティングで得られた成虫♀@
(2020.5.22)

ビーティングで得られた成虫♀A
(2020.5.22)

成虫♀
(2008.4.30 静岡県)
 
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