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シロカタヤブカ
学名:Aedes nipponicus

吸血する本種(2011.6.18)
Data
和名 シロカタヤブカ
体長 約6mm
♂翅長:2.8〜4.7mm
♀翅長:2.5〜4.0mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 5〜11月
♂:花の蜜や水
♀:人や動物の血液

 幼虫は水生のボウフラで水中の堆積物を食べる。
解説 肩が白いヤブカ。
中胸背の白斑は前縁両脇から翅の基部まで伸びる。
ヒトスジシマカなどと同様に樹洞などの溜水などの小さな水溜まりで発生するが、主に自然の豊かな環境を好むようであまり目にしない。
奄美諸島には本種とよく似たニシカワヤブカがいるが白斑が短く、翅の基部まで達しないことで区別できる。
 
国内に生息するシロカタヤブカ属(Downsiomyia)は以下の2種。
和名/学名 分布
シロカタヤブカ
Downsiomyia nipponica
千島,北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,屋久島
ニシカワヤブカ
Downsiomyia nishikawai
トカラ列島,奄美諸島
 
写真は6月18日に自然公園内で吸血しに来た本種を撮影したもの。
PHOTO

吸血する本種@
自然公園内にて撮影。
(2011.6.18)

吸血する本種A
(2011.6.18)

吸血する本種B
(2011.6.18)
 
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