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ツヤナガヒラタホソカタムシ
学名:Pycnomerus vilis

自宅の外灯に飛来した個体(2022.6.17)
Data
和名 ツヤナガヒラタホソカタムシ
体長 約3.5mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(新島,三宅島,八丈島),小笠原諸島,初島,四国,小豆島,九州,対馬,屋久島,種子島,トカラ列島,奄美大島,請島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島,南大東島
出現期 4〜10月
キノコ類?
解説 ホソカタムシの一種。
体形は細長く、体色は光沢のある濃褐色。
前胸背は点刻があるが正中線上にはない。
上翅は深い条溝があり、破線状に見える。
成虫・幼虫共に枯れ木の樹皮下に棲息するという。
 
国内に生息するツヤナガヒラタホソカタムシ属(Pycnomerus)は以下の6種。
和名/学名 分布
ムニンツヤナガヒラタホソカタムシ
Pycnomerus boninensis
小笠原諸島(母島)
アマミツヤナガヒラタホソカタムシ
Pycnomerus nishii
奄美大島
アバタツヤナガヒラタホソカタムシ
Pycnomerus sculpturtus
本州,伊豆諸島(三宅島,御蔵島,八丈島),淡路島,四国,九州,対馬,奄美大島,沖縄島,西表島
コブツヤナガヒラタホソカタムシ
Pycnomerus strumiger
本州
ツヤナガヒラタホソカタムシ
Pycnomerus vilis
北海道,本州,伊豆諸島(新島,三宅島,八丈島),小笠原諸島,初島,四国,小豆島,九州,対馬,屋久島,種子島,トカラ列島,奄美大島,請島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島,南大東島
ツチホソカタムシ
Pycnomerus yoshidai
本州,四国,屋久島
 
トップの写真は6月17日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。7月23日の写真は近所の林道でコナラの枝の部分だけ枯れて白いキノコ類が生えている枝をビーティングして得られたもの。体長は3.5mmピッタリだった。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
コナラの枯れ枝にいた。
(2020.7.23)

ビーティングで得られた個体A
(2020.7.23)

ビーティングで得られた個体B
(2020.7.23)

ビーティングで得られた個体C
コナラの枯れ枝にいた。
(2020.7.23)

自宅の外灯に飛来した個体
(2022.6.17)

本種が得られたコナラ
(2020.7.27)
 
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