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ナミルリモンハナバチ
学名:Thyreus decorus

ルリモンハナバチ(2007.9.15)
Data
和名 ナミルリモンハナバチ
 別名:ルリモンハナバチ
体長 約13mm
分布 本州,四国,九州,対馬
出現期 9〜11月  ただし、出現期は参考文献のデータであり、鎌倉では7月30日に活動しているのを確認している。
花粉、花の蜜
 幼虫はケブカハナバチに寄生する。
解説 青色が美しいハチ。
黒色に青色の短毛が生えている。
オレンジ色のものが多いハナバチの仲間で青色のものは本種くらいである。
晩夏から秋にかけて花に集まる本種が多数見られるようになる。
科レベルの分類はコシブトハナバチ科コシブトハナバチ亜科とされていたが、その後に出版された「日本産ハナバチ図鑑」(文一総合出版)ミツバチ科に変更されていた。
 
国内に生息するルリモンハナバチ(Thyreus)は以下の4種。
和名/学名 分布
ナミルリモンハナバチ
Thyreus decorus
本州,四国,九州,対馬
ウスルリモンハナバチ
Thyreus centrimacula
本州,四国,九州,対馬
ヒマラヤルリモンハナバチ
Thyreus himalayensis
与那国島
タカオルリモンハナバチ
Thyreus takaonis
屋久島,奄美大島,沖永良部島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,西表島
 
トップの写真は、9月15日に薄暗い林縁に群生する草の花に来ていた本種を撮影したもの。草の名前は分からないが、群生しているピンク色の花に多数の本種が飛び交い、花から花へ蜜を舐めるのに専念していた。夏場にも時々見かけたが、これほど纏まって見たのは初めてだった。
PHOTO

公園の花壇にいた本種
(2006.7.30)

飛翔中の本種
(2007.9.15)

蜜を舐める本種@
薄暗い林縁に群生していた草の花に多数の本種が飛び交っていた。
(2007.9.15)

蜜を舐める本種A
(2007.9.15)

蜜を舐める本種B
(2007.9.15)
 
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