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ツヤコマユバチ亜科 Diachasmimorpha属の一種
学名:Diachasmimorpha sp.

ビーティングで得られた個体(2020.3.7)
Data
和名 ツヤコマユバチ亜科 Diachasmimorpha属の一種
体長 3〜4mm
分布 本州
出現期 3〜6月
小さい虫
解説 ツヤコマユバチの一種。
光沢が強く、頭部と胸部は赤色、その他は黒色。
シロダモをビーティングして得られたが詳細は不明。
海外のサイトでDiachasmimorpha属によく似た種が多い(特にこちらのサイトDiachasmimorpha tryoni)ことからDiachasmimorpha属と思われるが、目録では同属で本土に生息するのはオウトウミツバエツヤコマユバチ(Diachasmimorpha aino)しかなく、この種は体色が黒色なので種までは特定できなかった。最もコマユバチ全般に言えることだが分布域が国後島ばかりに偏っている傾向があるが、その理由は研究が進んでおらず単に国後島での調査が反映されているだけだと思われるので、目録にない種も普通にいると思われる。
 
写真は3月7日に、近所の林道でシロダモをビーティングして落ちてきた本種を撮影したもの。非常に特徴的な色彩をしているもののメジャーな虫ではないため、図鑑にも載っていないようだ。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
(2020.3.7)

ビーティングで得られた個体A
(2020.3.7)
 
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